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色々描き散らしてます
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Posted by - 2024.05.19,Sun
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Posted by 椎名健太郎 - 2009.10.08,Thu
ちょっと思うこと。


夢や創造や現実に生きてると、ときどき感情に生きてみたくなる時があります。
無理に理解してほしいとは思わないけれど、否定する前にあーそういうのもありなんだなあ・と思ってくれると嬉しかったりするのです。うへへー。

自分にとって絵は呼吸と同じなので、色々な意味でなくてはならないものですが、同時にとても遠い存在でもあって、ときどきどういうふうに扱ったらいいものか迷う時があります。
それこそ感情に生きたいと思う時、はたして絵をその武器に使っていいのか、自分の中ではまだ微妙にNOという感じが残ってるのだけど、上手くそれを絵に乗せてる方々を見ると、ちょっとうらやましく思っちゃったりします・3・

世の中表舞台で輝く人間もいれば、裏方に徹する人もいるように、自分の立ち位置に見合ったものを発信するのってすごく大事な気がする。
それは個人的なものから社会的なものまで、全部ひっくるめてです。リアルとネットを完全に切り離して、うまくすみ分けしているひともいらっしゃいますけど、自分はそれができないくらいにまで絵に深くかかわり過ぎた。

ちょっと脱線しますが、オンでは創作以外に関わるイデオロギーの話は一切しないというのが自分のポリシーなんですけど、それは絵描きだから口で語らず絵で語れっていう理由からで。けれども僕らを取り巻くこの状況はだんまりして看過できるなどという局面はとうに過ぎていて、描き手にもキャラクターが求められる昨今、ある程度そういう「色」を出していくべき時期に今きてるんじゃないかあ・と思うのも事実です。
長い目で見た時の全体像は、その状況が創作の世界にもかなり根深く浸透していて、たとえば絵を取り巻くある種のコミュニティに属する者と属さない者とか、ing形で問題の表現の自由と規制といった二項対立に必ずしも終始せず、明言は避けますが、もっと大きな流れの中の一端にあるんだと個人的には考えてます。

その中で、今自分たちに何ができるか。
はたしてその流れに逆らうことが正しいのかどうかは分かりませんが、やっぱり公正に生きたいじゃないですかっ。好きなもの好きって言える世の中になってほしいし、たとえ今がそういう時代じゃなくても、何年何十年先の未来はそうであってほしいから、そのために俺はやっぱり描くんですよね。
だから、今はまだ感情に生きることを表現する武器として、絵は使わないでいたいと思います。戦うべき相手は、攻撃してくるひとでも、ライバルでもなくて、たぶん未来です。それにまだ俺の中での整理もついてないし…何か新しい風が吹けば、きっとこの結論もまた変わるんじゃないかなって思います。変化は恐れないでいたいから、もっとたくさんのこといっぱい経験したいですね!

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プロフィール
HN:
椎名健太郎
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性別:
男性
趣味:
絵・園芸・言語・文学など
自己紹介:
フリーのイラストレーター

作業環境:Windows, マウス, PhotoShop, AfterEffects, Vegas, Blender
原画はコピック、アクリル、色鉛筆、トーンからベタまで

+お仕事関係+++
絵仕事のご依頼・ご相談は下記のメールアドレスまでお願い致します
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